とうとう、禁断のレックス・シリーズ突入。
ブランド名が多いので、イギリス車ブランド名の数をかなり増やせます。
Rex
『レックス』
通常用いられた車名。
1900年代初頭、
バーミンガム・モーター・マニュファクチャリング・アンド・サプライ社は
自動車作りを開始しましたが、
すぐに社名をレックス・モーター・マニュファクチャリング社へと変更。
バーミンガム社およびレックス社で作っていたのは『レックス』。
当初は900ccの小型車でしたが、
バーミンガム社からレックス社になった頃には車種の幅を広げ、
2.4リッターのモデルも加えました。
1904年以降はレックス社がブランド名を様々に変えたため、
単なるレックス車はここで消滅します。
その後、最後の別ブランドが1911年まで作られて、
レックス社は1914年まで車を製造したもようなので、
末期の間だけはレックス車として売られていたのだと思われます。
その最終的なレックス車はドーマン製1100ccを積んだ普通のライトカーで、
私用あるいは商用としての活用を予定していたようでした。
参考資料『ザ・ビューリー・エンサイクロペディア・オブ・ザ・オートモービル』