Ｆｌｅｅｔｂｒｉｄｇｅ
『フリートブリッジ』
後部が荷物置き場にもなった初期の車。
１９０４～５年にのみ存在したイギリス車『フリートブリッジ』は、
軽量かつ屋根なしの、小柄な車でした。
エンジンは当初３．５馬力でしたが、翌年には５馬力バージョンが登場。
フリートブリッジ車は二人乗りで、前に運転手、後ろにもう一人が乗るという、
前後式の座席配置でした。
後部座席はボンネットよりも高い位置にあり、
シートを平らに折り畳めて荷物置き場にすることが可能。これが最大の特長だったようです。
別名で『ロイヤル・フリートブリッジ』または『ラドゲート』としても知られているみたいですが、
それが同じ車両を言うのか、途中で呼び名が変わったのかは定かではありません。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』
