こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

イギリスのOEM車みたいな車達

『三菱 ランサー・カーゴ』、『マツダ AZオフロード』、『日産 バネット・トラック』など、
日本のOEM車は増えつつあります。

一方、イギリスではOEM車は少ないものの、それっぽい車は昔からたくさん存在しました。

まずは、BL(ブリティッシュ・レイランド)系。
モーリス傘下以降のウーズレーやライレーは、全部OEM車と言ってもいい存在でした。

MGも長い歴史上、OEM車的な車をいくつも輩出してきました。
『MG ミジェット』は『オースティン・ヒーレー スプライト』、
『MG メトロ』は『オースティン メトロ』、
『MG ZT』は『ローバー 75』です。

ローバーはホンダ車ベースのものを自社工場で作っていたものの、
それらの実質はOEM車と変わりませんでした。

デイムラーはジャガーの上級版という位置づけですが、
あれもデイムラーとしてはOEMと変わらないでしょう。

GM系のヴォクスホールの近年物はオペルのOEM車ばかりですし、
『ヴォクスホール アギーラ』はスズキからのOEM車です。

ルーツ系はヒルマンがクライスラーになったり、クライスラーがタルボットになったりしていました。

ベントレーというと、
自分のような古い人間にはベントレー氏の大排気量スポーツカーが思い浮かびますが、
それ以後の車両の大半はロールス・ロイスのグリル違い。
せっかくのベントレーなのに、上手く活用出来ていませんでしたね。
なんでRR社はベントレーを買収したのだか、未だよく分かりません。

戦後のイギリス車は没落の一途であり、OEM車っぽい兄弟車であふれてたのが分かります。
そんなだからイギリス自動車産業がダメになってしまったのでしょうし、
このブログでも注目され続けているのでしょう。