全国のライレー・ファンの皆様、こんばんわ(あるいは、こんにちわ)。
英国車好きです。
今日も残業。昨日同様、「一日越え」してしまいました・・・。
しかも残業時間の最高記録達成(苦)。
トゥトゥトゥ、トゥッ、トゥトゥー!
↑ チョロQ3の最速ラップタイム更新時のサウンド♪
で、記録を伸ばし続けているイギリス車。
販売記録を伸ばし続けているのは、小型大衆車『ミニ』です。
と言っても、今のミニは内外ともにかつてのミニとはほど遠く、
多少の外見と名前だけを引き継いでいるに過ぎないような気がします。
今回のお話は、まだミニだった頃のミニについてです。
『オースティン ミニ』
名称が単にミニとなった最初のミニ。
実は、オースティン・ブランドのほうが先に、「単なるミニ」の名を持つ、
『オースティン ミニ』を名乗り始めました。
モーリス版のほうはオースティン版の後に『モーリス ミニ』と改称しています。
モーリス版はマイナーチェンジ後(マーク供砲砲覆辰討らミニになっていますが、
オースティン版はマイナーチェンジ前(マーク機砲了?北松里鯤儿垢靴討い襪燭瓠
外見はマイナーチェンジ前(マーク機砲里まぼこ形グリルと
マイナーチェンジ後(マーク供砲粒冂イ辰織哀螢襪裡下鑪爐あります。
どうしてオースティン版のほうが先に名称変更?
モーリス版はすでに「モーリス 『ミニ』マイナー」と名乗っていたからでしょう。
オースティン版ミニの初期名『オースティン セヴン』の車名を、
当時名を上げていた『ミニ』という名前に変えるとします。
モーリスと違い、小さなミニ・マイナーに対する普通のマイナーがないために
「オースティン ミニ・セヴン」と名づけるのはおかしいですし、
「オースティン ミニ・マイナー」ではモーリスっぽいので明らかに無理です。
ということで、単にミニを車名として、『オースティン ミニ』。
そういうことでしょうね。
ここで
セヴン < ミニ
が決定的になったわけです。
(1920年代の)オースティン セヴンは初期の大量生産車、小型大衆車として
非常に重要な車ですが、
それ以上に生産されて多くの人々に愛されているミニの影に隠れ、
少し悲しい存在になってしまっています・・・。
今となっては、「イギリスの大衆車と言えば?」の問いに
『オースティン セヴン』
と答える人は
『ミニ』
よりも圧倒的に少ないでしょう。