こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

デロリアン

全国のオールズモビル・ファンの皆様、こんばんわ(あるいは、こんにちわ)。
アメリカ車も好きな英国車好きです。

今回はアメリカ車のお話。

アメリカ車のブランド名を単体で扱いするのは、今回が初めてですね。どきどき。


デロリアン
映画で有名なガルウィング車。

デロリアンと呼ばれるこの車は、
正式には『デロリアン DMC‐12』と言うらしいです。
1980年代前半の少しの間だけ、作られました。

北アイルランドの工場で作られたため、イギリス車という分類もできますが、
デロリアン車はアメリカで販売されて
アメリカのハリウッド映画で大活躍したので、アメリカ車でしょう。

デロリアン社の『デロリアン』。この名が有名になったのはアメリカ製映画、
バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズがあったからですね。
この映画でデロリアンは「タイムマシン」として登場します。非常に面白い映画で、
映画の中では自分は一番好きです。

それでデロリアン車ですが、外見は割と普通です。銀と黒のツートンカラーが
DMC‐12の標準ボディカラーで、顔つきは角目4灯のあまり特徴がないもの。

後ろ姿のほうが特徴的です。
窓に覆いかぶさるような、空力的な装飾パーツがついていて、
左右にまとめられた四角いランプ類が大きいのが目立ちます。

背が低く四角い2ドア・クーペ。
これだけだったら、1980年代の普通のスポーツカー。
映画で使われるようなこともなかったでしょう。

デロリアンの最大の特徴は、「ガルウィング」にあるのです。

ガルウィングとはガルウィング・ドアのことで、
上へと羽ばたくように開く派手なドアのことを言います。
デロリアンの場合、真上へと上がるガルウィング・ドアを採用していて、
これが開いていると、

ものすごい雰囲気が漂います。

このガルウィングがあるとないとでは、ものすごく差が出ます。

デロリアンガルウィング車で、知名度も抜群な車である以上、
アメリカを代表するスポーツカーに数えても良さそうです。

人々の視線が釘づけになる車。
それこそがデロリアン

今でも別格の空気を持った、たぐい稀(まれ)な自動車ですね。

生産期間も短いですし、生産台数も少ないですが、
映画で使用された自動車の中では一番人気があるでしょうか。

デロリアンは特別な車なのです。