こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

決別

いきなりですが、ここからは記録として残す、長ったらしい文章。

当時に書き残しました。

読まなくて本当に可です。

無視して下さい、つまらないので。

さらに注意。いつもと違う雰囲気で書きました。

後半が特にひどい、誰この独裁者(笑。この一行は10月下旬に追加)。


たるぼ

ひるまん

もーりす

にっさん

ら・りこるね

とらいあんふ

まてぃす

ぐらじえーたー


9月の末日の30日。
長年存在し、何度も行く機会のあったスーパーの改装セールの最終日だった。
一時休業を強調していたものの、恐らくは閉店なのだろう。
そんな雰囲気があった。

今まで慣れ親しんでいたスーパーの名が消える可能性が高い。
一時休業という張り紙はたくさんあったのに、
次に再開するという告知は何もなかったのだから・・・。

まずは最上階へ行き、いつも買っていたポケットティッシュを購入した。
これで最後と思うと、正直、寂しい。

次に、下のゲームセンターの階に行き、アイスの自動販売機のほうへと向かった。
このアイスを買うのは、ここでは初めてで、
なおかつこのアイスを買うこと自体、久し振りだった。
コーラ味が食べたかったものの、売り切れだったため、オレンジ&マンゴー味を買った。

廃棄されるように置かれていた、かつては遊戯台のために用意されていたイスに座り、
アイスを味わいながらこの階を見回した。

とても、がらんとしている。

これまで、何度か待ち合わせの場所として使われたこの階も、今日で最後だったのだろう。
クレーンゲームの機械には、売却の文字、
あるいはチェーン店があるらしい地名の書かれた紙が貼られていた。

床は、黒くなっている。
この場所がとても長い間使われていたことを物語っていた。
痛々しかった。

思い出の場所へと別れを告げ、地下の食料品売り場へ行く。

ここへも、何度も来た。
けれど、これほどまで棚に何も置かれていないところを見たのは初めてだった。

お昼のカップラーメンを買おうとしたけれど、在庫は完全消滅していたらしい。
今日は最後だから・・・ということで、500円も奮発して、ネギトロ丼をカゴに入れた。

レジを済ませ、エスカレーターで地階に戻る際、最後の幕を見た。

いつも見る、温かさのある幕。
本日のお買い物はお楽しみいただけましたでしょうか、の文字。
下に小さな文字で、またのお越しをお待ちしておりますとも書いてあったと思う。

・・・結局のところ、最後まで真相は分からなかった。

噂によると、改装ではなく、閉店らしい。
事前に知っていた。
けれども、店内の張り紙では一時休業。

矛盾している。

少なくとも、今日で一つの歴史がほぼ閉じるだろうということは、なんとか理解できた。

今日はかなり財布の中身を費やしたが、後悔はなかった。

この日からさかのぼること数日。
最悪の結末を唐突に知った。

ことの始まりは、恐らく十年以上は前かもしれない。
あの当時は、本当に無我夢中だったと思う。
今の現状は、全く想像もしていなかったし、今ほどの重みも全くなかった。

この二年、それは十年前から信じていたものの延長線だったが、
描いて来た理想はあっけなく消えてしまう。
最もそうであって欲しくない結果によって闇へと落とされた。
一度目ではなく、二度目だったから、己の力のなさを実感するしかなかった。

確かに結果を知った時、絶望はした。
それなのに、その後は非常に迅速に行動を移していた。
自分でも信じられないほどだった。
あんなに上出来と思えていたことが、間違いだったと思い知る。

それなのに、最近は精神的に下の下の状況なのに、力がどこからか湧いて来る。

それは恐らく、奥に秘めていた魂だろう。

最悪な事態のことや、スーパーが閉店するらしいこと。
それらは実に残念に思えてならない。

もちろん、これまでのスーパーの思い出、
それに他のたくさんの素晴らしき過去との決別はしない。
しかしながら、
数日前の最悪の事態およびそれに関する全てのものとは、決別する。

長い間私情でためらっていた大掃除も、これでようやく出来ることになった。
だが今は、それは後回しにする。
今は、先にやらねばならぬことがある。
今回の決定は創立史上最大の失策だったと、向こうに思い知らさなければならない。

今後、向こうからもし甘い勧誘があったとしても、拒絶するつもりでいる。
味方だと思っていたものが、所詮はいつもと同じ敵だったとはっきりしたから、当然だろう。
これまで敵ばかりに全てを捧げて来た。
そしてそれはかなり自己満足的だった。
そんなことをして来た自分が心底馬鹿らしく思える。

もうそれとは完全に縁を断ち切る。
今後は、敵をはっきりとした実力で突き落としてみせる。
揺るぐことのないものがある限り、きっと勝負はどこまでも続くだろう。

もう希望や期待は抱かない。

突き進んで我が道を勝ち取るのみ、だ。