『チェルシー』
1920年代前半のエレクトリック・クーペ。
イギリスの1920年代前半。
ロンドン市ワンズワース地区のワンズワース・エンジニアリング社から
『チェルシー』が発売されました。
チェルシー車はBTH製エンジンを積んだ電気自動車です。
屋根つきの立派で背高い、2ドア・クーペのボディが架装されたようでした。
電気自動車ですが、ガソリン自動車のようにボンネットがあったり、
グリルがついていたりしていました。
チェルシー車は、登場年のみの生産で終わります。
電気自動車だろうと、1920年代に短命で終わった他のガソリン式のイギリス車達と同様、
短命だったのでした。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』