『シデア』
他社製エンジンを搭載した、当時の普通の車。
フランスのシデア社で作られた『シデア』は、
当初(1910年代前半)はシャピュイ・ドルニエ製エンジンを搭載した普通の車でした。
第一次大戦(1914~1919)終了後すぐには生産は開始されず、
少し経ってから(1920年代前半)再開。
今度はフィベ製1.5リッター・エンジンや
SCAP製1.7リッター・エンジンを搭載していました。
それらも、普通の車でした。
最後(1920年代前半)にはシデア社の製品名は『シデア・ジュフレ』になって、
単なるシデア車は消滅してしまいました。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』