（注：ヒドいことも書いています）
夕食時、テレビで国会の様子を観ました。それで、腹が立ちました。
首相非難の人々、地震が起こる前とやってることが同じでびっくりです。
「地震が起きる以前で時が止まってるんじゃないの？」と思えるぐらいに。
野党やら排斥派やらが首相辞めろって言っているのですけれど、辞めさせた後、どうするのでしょう。
辞めろとか言うなら、その後のことも示すべきなのに、そういうことは特に言及しないんですよね。
後のことを考えないで、非難するだけ。そこで終わり。
さて、３．１１地震から１ヶ月以上経ちました。
首相辞めろと言っている議員達は、その間に何をしてきたのでしょう？
首相があまり頼りにならないのは私も分かっているところですが、
口だけの連中に政治の主導権が代わったところで、
震災後の復興が劇的に早くなるとは思えないのですよ。
我々関東圏の人々は、短期間ながらも計画停電で我慢をしてきました。
首相を非難する連中も、今の首相で我慢して復興を進めればいいのに、なんでそれが出来ない？
気に入らない首相を辞めさすことのほうが、復興よりも大切なんでしょうか？
こういう時に首相代えて内閣も代えて・・・って場合じゃない。
無駄な時間を費やすことよりも、他に優先することがたくさんあるでしょうが。
マスコミも、ああいう愚かな連中のことをもっと悪く言えばいいのに。
トップが気に入らなくても、こういう非常事態には協力するのが当然だと私は思うのですが、
どうやらそういった選択肢は無いらしい。
自分のお気に入りの首相じゃなかったら、なんにもやらないのですかね。
というか、首相を辞めさせて自分達が主導権を握るということは、
地震関連の後始末を率先してやらなきゃいけないということを、分かっているのでしょうか？
いくつもの町が津波で壊滅した上に、原発問題、放射能が治まる気配もない。
私なら、あれだけの惨事の後始末をやれる自信はないです。
本心がどうなのかは分からないですが、
首相はこういう逃げたくなるような現状で首相を続けようとしていますし、
辞めろと言われても辞めない。その辺は立派です。
首相には不満もありますが、私は絶対に非難を出来ません。
非難していいのは、それに見合う何かを成し遂げられる人間だけです。
