こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

計画戦車E-10と軽駆逐戦車ヘッツァー&民家

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大好きなドイツ戦車、E-10とヘッツァーの写真です。
けっこう良く撮れた気がします。背景に使った民家の置き物が影になってしまいましたが。

車体上部が平らなほうがE-10で、
右側の写真3枚に写っている膨らみのあるほうがヘッツァーです。

ヘッツァーは駆逐戦車と呼ばれる待ち伏せ系の戦車で、
軽戦車ですが速度はそんなに出なかったらしいです。

戦車砲が右によっていてそちらに車体の重量が寄っている、車内が狭いなど、
欠点も多かったらしいのですが、低価格で作れることやサイズの割に大きな砲を搭載しているなど、
長所も多いのでした。あと、見た目もかわいいです。

E-10というのは、計画戦車。
つまり計画だけされて、結局は作られることのなかった戦車です。

平らなボディが特徴的で、砲はヘッツァーとお揃いですw

元々はこっちがヘッツァーを名乗るはずだったとのことですが、
後から作られて先に完成までしたヘッツァーのほうがヘッツァー名を名乗り、
さらにはその後継車38DのほうがE-10よりも優れていたようで、
E-10は試作の計画が中止。悲しい運命をたどることになりました。
だからこそ、魅力的に思えるのかもしれません。

写真のE-10とヘッツァーは1/144スケールのもので、
ヘッツァーは普通の市販品ですが、E-10は特注品です。

作るのが面倒で難しいとされるレジンキットというものなので、完成品を買いました。
値段は送料込みで約4600円ほどしました。
非常に高いとは今でも思いますが、好きな戦車なので気にしないようにしてます。

買ってみると、価格の高さ以上に気になったのは、塗装の臭い。
むしろ値段よりも臭いのほうが嫌ですね。
小さいからまだいいですが、超重戦車マウスとか買っていたらもっとヒドいことに・・・。

モデラーの人々にはこの臭いが普通であっても、
自分はただの戦車好きなので、かなりのマイナス要素です。

ただ、その塗装の出来は非常に良いですね。写真で見る限りは傑作。
マフラーなどはついてなく、設計図から忠実に作られた印象も良いです。

他のモデル化されたE-10はシュルツェン(左右につける増加装甲)がついていたりしますが、
E-10は幻の戦車。
余計なところまで手を入れているのは、自分としては好みじゃないです。

とにかく、この手に入れたE-10を見ていると、いいなー・・・って思います。

車はイギリスか日本が良いけど、戦車はドイツですね。