こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

1550系eKワゴン消滅

三菱のeKワゴンは3代目が出たので、
2代目のH82W型は生産中止となりました。

2代目は、初代とほとんど同じスタイリングで登場しました。
1550mmの車高が初代と同じ軽自動車だったので、
車体のサイズが旧型と全く変わらないという、非常にめずらしい車でした。
パワフルエンジンこと3G83型エンジンも、性能が同じ。

良いものはフルモデルチェンジしても変えなくていいという、
理想的なフルモデルチェンジでした。
もっとも、お金がなくて普通のフルチェンをできなかっただけかもしれませんが・・・。

外見はまじめ。四角い形に、ちょうどいい車高。
デザインは地味ながらも整っており、顔つきはとても親しみやすいほんわかなものです。
後期型はキャデラックみたいなメッキグリルを装着していました。

初代&2代目は窓の占める面積が多いながらも、
デザインのバランスが全く悪くなっていないのは特筆すべきところでしょう。
顔は完璧とは言えませんが、サイドと後ろのデザインは素晴らしいのひと言。
リアのテールランプがクリアで、上質感もあります。

下位グレードの外見差別も少なく、前期型はボディカラーが豊富でした。
それにロア仕様や別グリルなどもあり、選択肢が多かったのも魅力。

ミニカ・シリーズに3ドアと5ドアがあったように、
eKワゴンには5ドアとスライドドア仕様がありました。
スライドドア仕様はスライドドアの窓が開かないなどの不便な点もありましたが、
レール部分のないという外見重視のスライドドアは良かったです。

燃費が悪い、性能が低いとよく言われますが、
それが気にならないほどのデザインの魅力がありました。

もう生産されていない、過去の車になってしまったのが、非常に残念です。