久し振りに日産がいい仕事をしたと思いました。
NV200バネットのロンドンタクシー仕様、
NV200ロンドンタクシーの新デザインが明らかになったのです。
日本向けスカイラインであれほどコストダウンしていたので、これには驚きました。
以前に発表されていたNV200ロンドンタクシーの試作車は、
普通のNV200にタクシーランプをつけただけのようなものでした。
今回のものは、ボンネットがそのままで、
ヘッドライトは丸目二灯、グリルは縦線が入った逆台形のメッキ仕様に変更。
後づけなので、顔の違和感はあるものの、頑張ったとは思います。
どこかアホっぽい(褒め言葉)、戦後オースティンの伝統を受け継いでいる印象です。
現在、ロンドンタクシーとして走っているのは、
ザ・ロンドン・タクシー・カンパニー(正統な後継車TX4を製造)
メルセデス・ベンツ(高級車メーカーで商用車も作っているところは、今ではめずらしいかも)
の2ブランドだと思います。
今後、そこにニッサンも加わります。
セヴンのデザイン影響を受け、
サマーセットやケンブリッジをノックダウン生産したメーカーの車が
ロンドンタクシーになる。
このことは非常に大きな意味を持つでしょう。
素晴らしきロンドンを、NV200が走る。
今から楽しみです。