こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

ツヴィッシェンレーズングの補足的な続き

昨日、4号戦車70Aツヴィッシェンレーズングなどについて書きました。今回は続き。

ラングとかツヴィッシェンレーズングというのは正式な名称ではなく、あだ名です。
第二次大戦のモーリス、オースティン、スタンダード、ヒルマンの小型車のピックアップ仕様を
ティリーと呼んだのとおんなじようなもの。

ラングは4号駆逐戦車に対して砲身が長い・・・という意味で、いいのではないでしょうか。

ツヴィッシェンレーズングは暫定型の意味。間に合わせ的な戦車ということ。

駆逐戦車というのは、元々は自走砲に全面装甲を施した歩兵部隊の突撃砲
戦車部隊がほしがったために登場した、戦車の名を持つ自走砲です。

自走砲は、移動可能な車両に砲台が載ったもので、
戦車以外にもトラックに砲台を載せたのも自走砲に含まれます。

4号戦車では4号駆逐戦車&4号戦車70以外にも、
3号突撃砲のボディを4号戦車の車体に載せた4号突撃砲もありました。
とにかくいろんな戦車をドイツ軍は作ったのですw
第二次大戦中、大小どの戦車でも自走砲を作ってますw

4号駆逐戦車の後継車は、E-25駆逐戦車です。
Eシリーズという、無駄に多かったドイツ軍戦車を統一するためのシリーズの一員として、
E-25は誕生するはずでした。
しかしながら、図面だけで終わったか、あるいは試作車が完成したかのみで、生産はされず、
幻の、あるいは謎の戦車として今は知られています。

ツヴィッシェンレーズングは生産されたものの、知名度は低いですね。
車高の低さが特徴の駆逐戦車なのに、
強引に作ったために他の駆逐戦車よりも背が高くなってしまった点がやっぱり面白い。

華やかさのない、待ち伏せの、守りの戦車。

実車をほしい一台ですw

緑基調の迷彩のがほしいw