今日(昨日)は雨。
でも、行きは降っていませんでした。
そして怖かった。
いきなり十字路で大型トラックが曲がって来た。
危なかったです。
走る車には充分注意しましょう。
帰りは、雨はほんのちょっとだけ降ってたぐらい。
カニが濡れた道路を歩いていました。
で、今回はカニっぽい感じもするでしょうか?
スリーホイラーのお話です。
『ダーモン』
フランス版モーガン スリーホイラーとして知られる。
1930年代からの伝統を引き継ぐイギリス車『モーガン』。
現在も手作りのこの車は、
今でこそ高級車並の価格を出さないと買えないほどになってしまいましたが、
かつては低価格を武器にかなりの販売台数を誇った車だったのです。
また、1930年代以前のモーガン車は、4輪の『オースティン』や『スタンダード』などと違い、
スリーホイラー(3輪自動車)でした。
モーガン車に目をつけたフランスのダーモン社は、
モーガン社から許可を得てモーガン社製スリーホイラーを生産し、
それを『ダーモン』として販売し始めました(ライセンス生産)。
モーガン スリーホイラーの勢いが強かった1920年代の頃のことでした。
ダーモン車はそのような経緯での登場のため、「ダーモン スリーホイラー」と言うよりは
「ダーモン モーガン」として知られています。
1930年代半ば、ちょうどモーガン社が4輪仕様を登場させた頃、
ダーモン社もまた、スリーホイラーをベースとした4輪自動車を生み出します。
しかしながら、長くは続きませんでした。
4輪モーガンが70年以上も経過した今も残っているのに対し、
4輪ダーモンは1930年代後半に生産中止となったのでした。