今回は、かなり簡素な説明です。
ＡＥＣ車やデニス車といった有名どころではなくてブラッシュ車に行くのが、
このブログらしいです（笑）。
『ブラッシュ』
電気自動車としては、かなり長生きした。
１９００年代前半のイギリス。
『ブラッシュ・エレクトリカル・エンジニアリング社』で『ブラッシュ』という乗用車が
ロンドンで作られていました。
この初期のイギリス車は、１９００年代前半内に生産終了となります。
以降、ブラッシュ社は商用車作りに専念することになりました。
１９１０年代には、
ブラッシュ・ブランドのトロリーバス（上に張られた架線からの電気を動力とするバス）が登場。
これは操作方法が電車式コントローラーではなく、
自動車のようなペダル式を用いたイギリス最初のトロリーバスだったらしいです。
１９６０年代後半に生産中止になるまで、
ブラッシュ商用車は電気式の車がメインだったもよう。
第二次大戦後（１９４０年代後半）、
前輪１輪後輪２輪のスリーホイラー『ブラッシュ ポニー』という電気自動車が現れました。
この車はバンで、ブラッシュ車の生産期間の最後まで作られていたようです。
参考資料『ザ・イラストレイテッド・エンサイクロペディア・オブ・トラックス・アンド・バスィズ』
