こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

QQ協力の誓いQQ

Q月Q日(9月9日)は、チョロQの日みたいです。
というわけ・・・でもないのですが、
今回のお話は、チョロQ物語。
かなりフィクション+新コンバットチョロQ風味。第2弾。
この前ので終わりにするつもりでしたが、強引につなげました。ご了承下さい。

本当は先月ぐらいにのせるつもりだったのですが、
なんか現実世界とかぶってしまって嫌だったため、
今日まで引き延ばしてしまいました。

Q Q

港町の巨大本屋に到着し、目的を果たすことが出来たチョロQ部隊。
今は空が暗くなる中、大きな噴水のある広場で休息を取っていた。

ローバー 3500‘SD1’
「無事・・・とは言い難いが、なんとか重要書籍を手に入れることが出来たな」

ロールス・ロイス シルバー・レイス
「そうですね」

ロールス・ロイスの中隊は、同じ頃に別方向から港町へと進んでいたローバーの部隊と合流していた。
2台の指揮官チョロQが話しかけているところへ、3台のQタンクがやってくる。

先頭にいるのは黒い指揮官カラーの、港町を防衛していた敵リーダーだった。
しかし、今は敵ではない。
いや、そもそも敵ではなかった。
友好関係にある他国の部隊だったのだから・・・。

キングタイガー 階級:少佐
「先刻の非礼はすまなかった。ローバー大将殿の姿を部下がとらえていなければ、
もっと被害は深刻化していただろう」

ローバー 階級:大将
「いや、謝るのはこちらのほうだ。町が敵部隊の手に墜ちたとの情報を聞き、
二手に分かれて進軍をしてしまったのだからな」

キングタイガー
「こちらにも、敵の部隊がこの町に侵攻しているという偽の情報が流されていた。
だからこそ防衛線を張っていたわけだが、
そのせいでそちらの部隊に多大な被害を与えることとなってしまった・・・」

ローバー
「もう気にしないでくれ。それにしても、敵は思っていた以上に卑劣らしいな」

キングタイガー
「そのようだ」

指揮官達は周囲の現状を見る。

夕日が沈む港町の光景は美しい。

しかしながら、双方ともに、故障をしたチョロQ達がいる。
今もトラック型のチョロQが牽引をしている姿が目に入る。

敵ではなく、敵ではない部隊にやられてしまったという事実が重くのしかかる。

キングタイガー
「我々もそちらの作戦に加わろう。
連中をいつまでも野放しにしておくのは、我々にとっても百害あって一利なしのようだ」

ローバー
「それはありがたい。よろしく頼むよ」

キングタイガー
「ああ、任せろ。
・・・我々は町中央の議事堂で待機している。何かあったら遠慮なく呼んでくれ。では」

言い終えた後、キングタイガーは2台の部下のQタンクを引き連れ、離れていった。
ローバーはロールス・ロイスのほうを向く。

ローバー
「今夜は、こちらの町に駐留させてもらうことにしよう。
明日、私はダメージの少ない部下とともに北方の防衛線へと向かう。
大佐は重要書籍を持って本部に帰還し、次の作戦を受けてくれ」

ロールス・ロイス 階級:大佐
「わかりました」

向きを変え、移動しようとするロールス・ロイス
そこへ駆けつけてくるチョロQがいた。

MG TD
「大佐。たった今、ベントレー、オートヴィアの両部隊から通信がありました。
東方での活動は失敗し、敗走しているとのことです」

ロールス・ロイス
「そうか・・・。だが、まだ完全に進路が絶たれたわけじゃない。
次の成功をつかむため、態勢を整えよう」

ローバー
「その通りだ、大佐。我々が希望を捨てない限り、道はきっと開かれる」

最後には作戦失敗の報告があったものの、重要書籍購入のミッションは成功した。
それだけでも彼らは十分に満足だった。

背後の噴水のしぶきが美しい。

本日の戦いは幕を閉じ、この港町にも夜が訪れる。
とても静かだった。

美しい満月が、夜空から町を見守るかのように優しく浮かんでいた。
広場の円形人工池に、その姿がゆらゆらと映っている。

それは今後の厳しくなる戦いとは程遠い、実に平和な情景と言えるものだった。

Q Q

めちゃくちゃな内容ですね。
強引に続きを作ったからでしょう。

階級について。
大将(たいしょう)は元帥(げんすい)に次ぐ非常に上の階級です。
大佐は大将よりも少し下。
上から順に、大将、中将(ちゅうじょう)、少将、大佐、中佐、少佐です。
(注:一応、ここではこういう設定)

・・・今年はチョロQの日にチョロQっぽい話題の文章ですが、
去年は調べてみるとシティ・カブリオレのことなんか書いてました。
全然関係ない・・・。