こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

デイトン

今回はかなり空想に入っています。


『デイトン』
恐らく市場投入型、と推測するしかない名称。

1920年代の初め頃、イギリスにあったチャールズ・デイ・マニュファクチャー社にて、
軽量な後ろ一輪のスリーホイラー(三輪自動車)が試作されました。

デイ・マニュファクチャー社の製品は、2つの名が知られています。
それらはデイとデイトン。

デイ・マニュファクチャー社が製作した車は、
恐らく試作時には
会社名と同じ『デイ』と名づけられ、
のちに当時の展示会のオリンピア・ショーに
展示される際には名称が『デイトン』になっていたと思われます。

もし「時期的に使われた名称が異なった」と仮定するとしたら、
デイという名前では(恐らく設計者の)デイ氏の名前よりも「日」を意味する単語を
連想されるのを嫌ったため、デイトンに変えた・・・、
と考えるのが普通ではないかと思います。

ともあれ、デイトン車の価格はひかえめに設定され、
展示も終えて、後は市場に出すだけでした。

しかしながらチャールズ・デイ・マニュファクチャー社は
販売戦略まで歩を進めることが出来ず、
自動車市場にデイトン車が出現することはついに叶いませんでした。


参考資料『ザ・ビューリー・エンサイクロペディア・オブ・ザ・オートモービル』等