こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

普通の本は大切にしない地区

10月上旬の某日。この前通販で買ったぶ厚い戦車の洋書を売りに遠出しました。
自分にはあまり必要のないものだと思ったので、売りに行ったのです。

古書店通りへ行って6店回ったのですが、
最初の4店は買い取り担当がいないらしくて買い取り不可。
5店目は本日休み。6店目は・・・、ここがひどかった。

本の表紙を触っただけで、中身も見ないで買い取り出来ないとの評価。

・・・この古書店通りに行って、途中から場違いかと思っていましたが、
最後の評価にはかなりショックでした。

結局のところ、1時間以上もの時間が無駄になり、
なおかつ本日のメインたる本の売却は大失敗でした。

この本は、2000円で購入しました。
1000円で買い取ってもらえればよい・・・と思っていましたが、考えが甘すぎた。

ほとんど新品の本に、0円の価値をつけられたわけです。

6店目の暴挙によって戦意喪失し、諦めて帰ることになりました。

置き場所には困りますが、本を持ち帰ってきて正解だったのかもしれません。
自分には合わない本だと思って売りに行ったわけですが、
自分ではその本が無価値だと思ったことはありません。

価値観は人それぞれ違いますが、私に言わせれば、
あの最後の店のほうこそがこのぶ厚い戦車の洋書以下の価値しかありません。

向こうで自分が取った行動は、通りを往復して本を売ろうと奔走(ほんそう)したことと、
戦車の本の表紙をティッシュで拭いて捨てることだけでした。

あの地区に行ったことで、よく分かりました。
あそこは貴重な本に高い価値を見出すための地区であり、
私も含めて「普通の本」が普通に好きな人間の行くべきところでは無い場所だと思いました。
普通の本屋もありましたが、わざわざそこまで行くのも無駄なだけ。
あんなところに行くぐらいなら、近所の本屋や古本屋のほうが何百倍も良いです。

もうあの地区には二度と行くことは無いでしょう。