6月11日金曜日。
スケールモデルつきの本、『日産名車コレクション』。
書店で新しいのを見つけたのですが、今度は『日産 ローレル(初代)』でした。
置き場所があれば買っていたかもしれないのですが、
家にはすでにガゼールとセフィーロがあり、
他にも置き場所をとっているものが大量にあるので、諦めました(悲)。
その代わり、今回は歴代ローレルに関して、振り返ることにします。
【初代(C30型)】
ハイオーナーカー(上級な車)として1968年に登場。
見た目は直線基調。サイドはきっちりと四角くなっているのが好感です。
【2代目(C130型)】
1972年誕生。外見はがらりと変わって、曲線が多くなりました。
ケンメリ・スカイラインに似た印象。
【3代目(C230型)】
1977年に出現。グリルが突き出ているためか、かなりゴツい・・・。
【4代目(C31型)】
1980年に登場。すっきりとしたデザインで、80年代の到来を思わせるデザインです。
【5代目(C32型)】
1984年発売。グリルが幅広でヘッドライトが狭く、
何よりも全体的にかなり角張っているのが特徴。
マイナーチェンジで顔が完全に変更されて普通になりましたが、
その後期型、実ははかなり気にいっています。
【6代目(C33型)】
1989年登場。ボディが4ドア・ハードトップのみになりました。
ヘッドライトのサイドがつり上がっていたり、車高が低かったりと、歴代でも特にスポーティな印象。
かなり売れたようで、数年前まではよく見かけました。
今でも時折見かけます。
【7代目(C34型)】
1993年誕生。R33型スカイラインとボディが似ています。
すっきりとしていて、上質感があり。
横一直線にまとめられたリア周りが美しくはないですが、個性的でかなり好きです。
路上では、他の高級車よりもローレルの後ろ姿に注目しています。
【8代目(C35型)】
最終型は1997年に出現。C33型に似せたボディです。
見た目は古くさいものの、前期のメダリストはスポーティで、後期は高級感が漂っていました。
リア周りは落ち着きがあり、上手くまとまっていると思います。
今まで、世界各国の色々な改造車を路上で見てきましたが、
本当にかっこいいと感じた車は、この型の後期クラブSのグリルに横線を加えた車両だけです。
・・・基本、ノーマルが好きなものですから。
【結論】
デザインの変化は激しかったものの、
フルモデルチェンジを重ねる車の場合はしかたがないでしょう。
ただし、どの型も普通の車より高級に見える点は、共通しているのではないかと思います。