軽シリーズその１３に相当。
『スバル』と言えば、有名な車種は『スバル ３６０』。昭和という言葉が合う大昔の軽ですね。
あの当時の軽の製造メーカーはほとんどが滅び、
生き残った『マツダ』は全部が他社の製品になってしまいました。
スバルもそのようになりつつあります。
あの頃から生き延び続けたことはすごいのですが、かつての勢いはもはや見られません。
スバルの軽では現在までに、スバル３６０を上回るほどの傑作は、恐らく１車種もないでしょう。
近年ではレトロカーの『スバル ヴィヴィオ・ビストロ』が売れましたが、
一代でブームは終了してしまいました。
現行車は、ほとんどが『ダイハツ』のエンブレムを変えたのみの、
魅力ない軽になってしまっています。
『スバル ステラ』という独自モデルもありますが、生産終了は決定しているようですし、
スポーティ仕様のサブネームにはダイハツの軽みたいなカスタムの名がついています。
『スバル プレオ』および『スバル プレオ・バン』の初代は後期型になると、
後ろの窓の左右に赤い色つきパネルが埋め込んで、
リア・コンビランプの見た目を変えているのが好きでした。
しかし、ダイハツ化した現行では工夫が一切感じられなくなりました。
唯一の希望は、長い歴史を誇る独自モデル『スバル サンバー・トラック』および
『スバル サンバー・バン』でしょう。
両車とも、最新のマイナーチェンジでやや不恰好な顔を与えられてしまったのが残念ですが、
バンのリア周りは今でもじゅうぶんに魅力的です。
現行型サンバーのマイナーチェンジ前、グリル風パネルのついた中期の見た目が、
とても良いデザインでしたね。
サンバーが現行型に移行してから未だフルモデルチェンジをしていないのは資金難からでしょうから、
名車サンバーまでもが独自モデルでなくなるのも、近いかと思います。
とても残念ではありますが・・・。
