２代目は、初代からほとんど外見を変えずにフルモデルチェンジ。
車のサイズが旧型と変わらないというのは、あんまり例がないと思います。
それと、屋根のパーツは初代と同じらしいです。
２代目の最大の変化は、左側の後ろのドアがスライド式になっている車両が現れたことですが、
これはあんまり注目されていないようですね。
普通のドア仕様のほうが、販売の大部分を占めていると思われます。
ヘッドライトは、初代の四角形から五角形となりました。
顔は、ボディ同色のグリルがヘッドライトと隣接して一直線に並ぶ形。
グリルの縁は、上以外が細い銀メッキ線で装飾されています。
前期の顔は非常に地味ですが、この穏やかな顔も自分は気に入っています。
あと、後期よりもフロントバンパーの開口部は大きいです。
２代目のヘッドライトは前期のグリルの上下幅と合わせるために五角形だったのですが、
後期はグリルがヘッドライトから離れて上下幅が長くなったにもかかわらず、なんとそのまま。
車体前部で変わったパーツはフロントバンパーとグリルだけです。
にもかかわらず、かなり雰囲気は異なりますね。
メッキのグリルが装着されたことにより、高級感が上がりました。
後ろ姿は、車名の部分以外は前期も後期も一緒だと思います。
旧型よりもリアコンビランプが縦長になりました。
さらにはクリア仕様になりましたが、
特別な位置づけでない普通の大衆車にクリアランプを用いるのは、かなりめずらしいでしょう。
非常に整っている２代目の後ろ姿は、実に素晴らしいです。
後期は上品な印象があり、素敵です。今買える軽自動車の中では一番ほしい（笑）。
中身が古いと言われる現行型ですが、その点もこの車の魅力だと自分は思います。
でも一番の魅力は、チョロＱっぽいかわいらしさのある、その優れたデザインです。
参考資料：三菱ｅＫワゴンのカタログ
