こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

戦後フォードの本

イメージ 1

このつまらないコーナーを少しでも盛り上げるため、写真入りにします。

今回は戦後『フォード』の本。
1945年から1964年までの各車種がのっています。安かったため、買いました。

当時のイギリス製フォードは顔にフォード・エンブレムがついていませんでした。
(注:車名のエンブレムはついています)
本の取り扱い年式以降(1960年代後半)の車達には、フォード名がつけられるようになります。
60年代後半以降になんでフォード・ブランドを前面に出すようになったのか、現在興味ありです。

本は四角いペーパーバック(表紙が画用紙)で、写真は白黒。
戦後から1960年代までのイギリス製フォード車がのっているのはもちろん、
最初のほうで戦前の車達の写真ものっていました。

『フォード コンサル・カプリ』がコンサル・クラシック・カプリと表記されていたのは
疑問だったのですが、商用のライトバンものっている点が良かったです。

非常に高評価の本ではあったものの、最後より一つ前のページの中央部が、
現在取れかかった状態になってしまっているのが悲しい・・・。

上の車は本の中の写真を撮影したもので、『フォード コンサル』の2代目。
グリルが『ミニ』みたいな形で幅広な印象の2代目は、形も平凡で、
丸っこい初代よりも魅力が少なくなってしまいました。

同じボディを用いた上級車に『フォード ゼファー』があり、そちらのほうが評判が良かったのか、
コンサルは実質的な次のモデルが『フォード ゼファー4』と名を変えました。
ゼファーのほうは3代目として『フォード ゼファー6』に。

コンサルの名はコンサル・カプリなど、形が違う他の4車種に使われたのでしたが、
どれもサブネームが後で車種として独立するか、車種自体が廃止となりました。
コンサル単独名は1970年代に入ってゼファーの代わりとして復活するものの、
すぐにその名は落とされてしまいました。