またまた、Classix(クラシックス)のミニカーです。
今回はマジで私得のフォード・テームズ 5cwtバンですよw
このフォード・テームズ・バンは、やはりコンパクトカーをベースとしたバンで、
ベース車はフォードのアングリアです。
一般的には、フォード・テームズ300Eバンとして知られています。
後部ボディが他車と同様、バン用途向けの四角いものに変わっていますね。
窓のあるワゴン仕様は、フォード・ブランドのエスコートとその上級版スクァイアで、
エスコートの名前は後年フォードのコンパクトカーに使用されました。
そちらのほうがワゴンのエスコートよりもずっと有名です。
フォード・テームズ・バンやアングリアは、
1950年代の車にしてはかなり角張った、現代の車の源流のようなデザインが特徴でしょう。
当時の上級車種のコンサルやゼファーの縮小版といったデザインです。
フォード・テームズ・バンは、カタログ表紙ではテームズと書かれているのですが、
ブランド名はフォード・テームズだと思われます。
イギリスのフォード社の商用車は1930年代に
トラクターと同じフォードソンのブランド名が使われ始め、
その後もフォードソン・テームズ、フォード・テームズと、
商用車は乗用車とブランド名が異なる時期が長く続き、
1965年のトランジットから単にフォードとなりました。
ミニカーは青で、かなりかっこいいです。
写真のバンはグリルが横三本線のマイナーチェンジ前ですが、
マイナーチェンジ後のモデルや上位車種の7cwt版、
乗用のアングリア、プリフェクト、ポピュラーもミニカー化されています。
このミニカーは昔からほしかった商品で、
クラシックスの再販が決まってから大喜びで買いました。
このミニカー・ブランドは、新たな車種は出ていないものの、
イギリス商用車が充実していてすごいです。
テームズ300Eバンが1000円で手に入れられるのはクラシックスだけでしょう。