未だに販売されているものだと思い込んでいました。
『ホンダ パートナー』が去年の夏頃に生産中止となっていたようです。
初代パートナーはステーションワゴン『ホンダ オルティア』をベースとした商用バンで、
非常に地味なデザインの車でした。
オルティア生産中止後もそのままだったので、ちょっと時代遅れな印象もあります。
初代は逆台形の四角いグリルがけっこう目立ちますが、ベースのオルティアはもちろんのこと、
『ホンダ インテグラSJ』というわけの分からないセダンでも使い回されていたので、
パートナーの特徴とも言い難いです。
その他の点は、リアコンビランプの内側、ハッチ内の部分がコストダウンのために省略されており、
バンパーは黒いものが装着されていました。
2代目になると、オルティアがなくなっていた関係で
ベース車両が『ホンダ エアウェイブ』に代わりました。
『日産 エキスパート』が『日産 ADエキスパート』になったのと、同じような都合です。
2代目パートナーはリアバンパーの形状からリアコンビランプの下も黒くなっていて、
非常に奇妙な外見になっていました。
ですが、元のエアウェイブのデザインが優れていたこともあり、
顔つきは現行の『日産 AD』よりも良いでしょう。
2代目パートナーは全然売れなかったようで、
旧型『三菱 ランサー・カーゴ』よりも見かけることは少なく、
『日産 ADバン』ベースの旧型『マツダ ファミリア・バン』程度しか見かけませんでした。
『ホンダ フィット・シャトル』という、
懐かしい名前が復活した新ステーションワゴンが登場するみたいですが、
大震災の影響で発売延期中、いつ出るのか分かりません。
それの商用バンとしてパートナーが出るかどうかは、もっと不明です。
・・・何気にこの回、自分が好きな商用バンの名前がたくさん出てる(笑)。