日本国でよく見かけるイギリスの古い車は、１９５０～６０年代のものが多いでしょうね。
ミニやＭＧ、トライアンフ、ジャガー、オースティン・ヒーレーなど、
有名なのはかなりの数が日本国内にいると思いますが、
あんなにかっこいいサンビーム・タルボットは他のイギリス車に比べて少ないような気がします。
多分、現役当時は普通に輸入されて走っていたはずなのに、今ではまるでいない・・・というか、
時折見かける古いイギリス車というのは、現役当時の輸入車の生き残りというより、
後年入ってきた車両かなと思っています。
古いイギリス車は、維持費の確保、ガレージ保管、
いつ壊れるか分からない車を直してくれるお店がある、などといった条件をクリアしないと、
所有は難しいですよね。自分には、イギリス車も維持費もガレージも安心出来るショップもないです。
休みの日に自分で整備出来ることはして、それからドライブ・・・なんて、まるで考えられない。
ガレージは雨風を防げるという長所よりも、
出入りの際に車をぶつけないかという不安のほうが大きい。
ガレージに愛車ぶつけるなんて、笑い話にもならない。
一生入れたまま飾っておくだけなら、ガレージ最高！なんですけど・・・。
いつか欲しいイギリス車が古い名車ではなく最新年式のモーガンだというのは、
やはり古い車に費やす色々なものが不安だから。
もし本物の古いイギリス車を買うとしても、それは飾るだけの車両でしょう。
・・・まあ、買えるほど裕福ではないので、今後もイギリス車を所有する生活はありませんね。
本やミニカーで我慢することにします。
