こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

日産の新型軽自動車が誕生!

日産社から新しい軽自動車、『日産 クリッパー・リオ』が登場しました。
軽のワゴンです。

新型誕生ですが、これは三菱社の『三菱 タウンボックス』のOEM車で、
なおかつ『日産 クリッパー・バン』の乗用車版なので、目新しさはありません。

でも自分はこの車が出るのを、
4月頃の「乗用車版のクリッパーが出るらしい」という情報を知ってから、
ずっと楽しみにしていました。

サファリやステージアが日産ホームページのカー・ラインナップ上から消える中、
ほんのり嬉しいニュースが出てきてくれたわけです。

OEM車:自社で売るために、他社に作ってもらった車。他社のベースとなった車とほとんど同じです。
外見上の違いがあっても、せいぜいグリル程度。
最近は商用車を中心に増加しています。

例:マツダ ファミリア・バン(日産 ADのマツダ版)
  マツダ プロシード・レバンテ(スズキ エスクードマツダ版)
  いすゞ アスカ(ホンダ アコードのいすゞ版)

クリッパー・リオという車名を聞くと、『ガーラ・ミオ』とか『レオ』とかを思い出します。
今回、復活系の車名が使われなかったのが残念でした。
出来れば車名は『ホーミー』がいいなーと期待していたのですが・・・。

ガーラ・ミオ:いすゞ社のバス。他にもエルガ・ミオというバスもあるみたいですが、
バスは自分、見分けられないです(焦)。

レオ:アメリカのかつて存在した自動車メーカーおよび自動車ブランド。
確か、レオ社の歴史の後半は商用車メーカーになっていたと思います。

ホーミー:日産のワゴンで、『日産 キャラバン』の相棒。
昔はクリッパー同様、プリンス系の車でした。
プリンスは日産と合併した自動車メーカーで、今は日産の販売店にのみ名前を残しています。
クリッパーなる名前は、元々『プリンス クリッパー』という名前の非軽自動車だったのですが、
その車両が長らく生産中止になっていて、近年になって三菱からのOEM車として名前が
復活したのでした。

クリッパー・リオが現れたことにより、クリッパー系の車が6車種になりましたね。

1 『日産 クリッパー・トラック』 後ろが荷台になっている以外、バンと同じです。

2 『日産 クリッパー・バン』

3 『日産 クリッパー・リオ』

4 『三菱 ミニキャブ・トラック』 ミニキャブタウンボックスの商用車版です。

5 『三菱 ミニキャブ・バン』

6 『三菱 タウンボックス

全部軽自動車ですが、以前は『三菱 タウンボックス・ワイド』という、
タウンボックスを拡大化した、ワイドな普通自動車もありました。

クリッパー・バンとクリッパー・リオとの外見上の最大の違いは、
グリルがリオのほうは銀メッキになっていること。
商用クリッパーのグリルは、発売当初はミニキャブと同じで
日産エンブレムがついている点だけが三菱系との違いだったのですが、
予想以上の活躍のためか、発売1年後ぐらい(うろ覚え)には日産専用グリルが与えられました。
この専用グリルが、リオの場合は銀メッキになっているのです。

フロント・ウィンドウ(前の窓)とサイド・ウィンドウ(横の窓)の間が、
商用車のバン・トラックはボディ同色、乗用車のリオが黒塗りになっています。
これはミニキャブタウンボックスも同様です。

クリッパー・リオは商用クリッパー登場後からけっこう経ってからの登場で、
今更感が漂いますが、リオの鮮やかなブルーのボディ・カラーはすごく綺麗です。

町中でたくさん見れることを期待したいですね。