商用バンとトラックは、セットで存在することが普通だと思っていました。
『三菱 デリカD:3』と『三菱 デリカ・バン』が日産のNV200バネットになった関係で、
『三菱 デリカ・トラック』が生産中止となってしまいました。
なぜなら、NV200バネットにはトラックがないからです。
トラックを作っても売れないから、作らないのでしょうか?
そういえば、このクラスのトラックは2種類しかないですよね。
トヨタ系のライトエース・トラック&タウンエース・トラックと、
マツダ系のボンゴ・トラック&バネット・トラック。
両系に共通しているのが、2車が単なるエンブレム違いという点。
専用グリルなんて贅沢は、もはやムダなのでしょう。
最後のデリカ・トラックは、立派な銀色の三菱エンブレムのお陰で、
ベースのボンゴ・トラックよりも輝いて見えました。
ボンゴ・トラックやバネット・トラックよりも生産台数は少ないと思うので、
最後のデリカ・トラックはかなりレアだと思います。
調べてみると、デリカはトラックが最初だったみたいですね。
単にデリカとして販売していたらしいです。
名前の由来はデリバリー・カーから、とのことですが、
デリバリー・カーと言えば、普通はバンだと思うのですが・・・。
登場当時の国内事情を思えば、バンよりもトラックだったとは思いますけど。
それにしても、三菱の商用車ラインナップは寂しくなってしまいましたね。
前はミニカ・バンにトッポBJバンにデリカ・カーゴもありました。
ミニキャブ・ミーブやeKバン(仮称)はまだですかー?