『セルティック』
クラシック車と同じメーカーの元で作られた小型車。
このフランス車の名前の由来は、フランス語表記の語尾が変えられていますが、
恐らく「ケルト人」という意味の単語からでしょう。
『セルティック』です。
製造元は、
「スィエ・ジェネラル・デ・ヴォワチュール・ザ・パリ(注:読み方自信ありません)」。
ここは『クラシック』の製造元でもあります。
クラシック車は、タクシー車両として知られるらしい車ですが、
セルティック車はタクシー車両ではありません。
小型車でした。
スィエ・ジェネラル・デ・ヴォワチュール・ザ・パリ社の思惑では、
中型車およびタクシーとして売り出すのがクラシック車で、
大衆に広めるための車が、セルティック車だったのでしょう。
しかしながら、セルティック車は成功せず、1920年代後半に作られただけで終了しました。
現存車両はもちろん、資料さえもクラシック車と同じように、ほとんど残っていないと思われます。
参考資料『ザ・ビューリー・エンサイクロペディア・オブ・ザ・オートモービル』