『アーゴ（電気自動車）』
電気自動車のみで挑んだアメリカ車。
バッテリー式の電気自動車として、アメリカ車『アーゴ』は知られています。
（注：別のアーゴ車との区別のためか、
「アーゴ・エレクトリック」と呼ばれることもあるようです）
１９１０年代前半から、『アーゴ・エレクトリック・ヴィークル社』で
１トン積みのアーゴ商用車が作られました。
さらに後から４人乗りあるいは５人乗りの乗用車も追加されます。
オープン式か屋根ありかが選べました。
乗用車のほうもメインの商用車と同様、電気自動車でした。
アーゴ・エレクトリック・ヴィークル社は最後、
同じように電気自動車のみを生産していたブロック社とボーランド・グラニス社と合併して
『アメリカン・エレクトリック・カー社』になりましたが、
結局アーゴ車は１９１０年代半ば過ぎに
他の合併メーカーの２ブランドともども生産中止となりました。
参考資料：『ザ・イラストレイテッド・エンサイクロペディア・オブ・
トラックス・アンド・バスィズ』等
