今回の画像も、『三菱 eKワゴン』初代前期のエアロ仕様です。
純正パーツ装備のコーストランナーやスモールアスリートと違い、
今回の車両は子会社が作ったパーツを装着しています。子会社製なので、純正の範囲内でしょう。
パーツを組み込んで別の仕様に変えれるのは、イギリスのキットカー『ローマックス』のようで
面白いですね。・・・あっちはボディ全部取り換えていますが。
あいかわらず、50馬力の普通のエンジンしか積んでいない
eKワゴンにエアロ・パーツをくっつけて、スポーティに装っています。
そのエアロ・パーツ群は、ROAR(多分、ロアーと読む)という名前。
中央と左側の車両が、「ROAR・Vスタイル」です。
eKワゴンのカタログにのっているROARパーツ装着車の例が、中央の写真。
フロントバンパーやドアミラーが、
コーストランナーやスモールアスリートよりも迫力がありますね。
グリルはボディ同色の横線入りで、写真の車両ではエンブレムがボンネットにきちんとついています。
ついていない車両を見たことがあり、その際にそれでもかっこいいと思いましたが、
やはりついていたほうが私は好きです。
また、ヘッドライトの装飾パネルはラインが細く、あんまり気にならないところも良い。
右の車両は「ROAR・Eスタイル」です。
後づけ感たっぷりなフロントバンパーのエアロが特徴。
グリルは一見、普通のeKワゴンと違うように見えますが、
上部に細長いボディ同色パネルがついただけだったりします。
それだけでも、別のグリルに見えるところが素敵ですね。
コーストランナーやスモールアスリートはもちろん、
ROARの2種類のeKワゴンもまた、すごく魅力的です。
元のeKワゴンがごく普通のデザインだからこそ、こういうエアロ仕様も個性が際立つのでしょう。
参考資料:三菱eKワゴンのカタログ&eKワゴン用ROARパーツカタログ