このところ、雨がすごいですね。
雨になると常時なら
しなくてもいい用意をしなければならなくなります。
無駄な時間を費やすこととなるので、嫌です・・・。
で、今回は雨とは関係ありません。
『ライレー』、『ウーズレー』、『ベントレー』などなど、
イギリス車ブランドに多い、「レー」で終わる自動車ブランドの中でも
一際知られていないものについて。
それでは、始まります。
『バグレー』
リィニールド車と同じ場所で作られた。
１９１０年代に入った頃のイギリス。
『リィニールド』という、自動車誕生初期の目立たない車が生産されていた工場。
ここでは当時、リィニールド商用車が作られていました。
その商用車と入れ代わりで、『バグレー』という名の車が誕生します。
製造メーカーは『バグレー・カーズ社』。
当初の製品は『バグレー １５／２０』で、
後にもっと馬力の高いエンジン搭載のバグレー車も作られたようですが、
バグレー社は基本的には単一のモデルだけを生産していたようです。
Ｂ Ａ Ｇ Ｕ Ｌ Ｅ Ｙ
１９２０年代に入るまで生産は続けられたものの、
バグレー乗用車は１０年ほど存続したにしては総生産台数が非常に少なく、
１００台以下にすぎませんでした。
資料を見る限り、いかにも当時の普通の車といったバグレー車。
生産台数が少ないため、当然のごとく現存台数もほとんどないと思われます。
・・・もしかしたら現存していないかもしれません。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』
