勝手に決めた鳥強化月間のトリ（笑）を務める最後の話題は、
アメリカ車の自動車ブランドについてです。
とり、とり、とりびゅーん
『ポープ・トリビューン』
ポープ・グループの低価格車を担当。
自動車誕生期の１９００年代頃、アメリカに『ポープ社』というメーカーがあり、
いくつか自動車を作っていました。
『ポープ・トリビューン』もそのうちの一つで、
ポープ系の自動車ブランドの中では特に小さくて安い車でした。
なお、ポープ系の自動車ブランドは
ポープの名が前につき、その後ろに固有の名がつくダブルネームになっています。
単にポープだけを名乗るポープ社製の自動車ブランドはないもようです。
ポープ・トリビューン車は１９００年代半ば頃に登場。
二人乗りと四人乗りのモデルがありました。
当時現れ始めていた
顔つきを左右する特徴的かつ（現代で言う）一般的なグリルはなく、
とても簡素な外見で、屋根はありません。
座席があり、それを中心に四つの車輪がついているような感じです。
・・・結局のところ、ポープ・トリビューン車は長生きできず、
１９００年代後半には早くも生産中止になるのでした。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』
