こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

アーケードゲームのお話

アーケードゲーム(ゲームセンターのゲーム)の簡単な歴史を書きます。
偏りがありますが、これは『ギャラガ‘88』に続けるためです。気にしないで下さい。


 □ □ □

アーケードゲーム初期(1970年代頃)の傑作は、
横棒のパドルでボールを打ち返して並んでいるブロックを崩す、
ブロック崩し』と呼ばれるゲームでしょう。

単にパドルでボールを打ち返す、
本当に初期のゲーム(『テーブルテニス』と呼ばれます)の発展系がブロック崩しで、
アメリカのアタリ社の製品が有名です。
なお、最初のアーケードゲーム(テーブルテニス)を作ったのもアタリ社でした。


 凸 凸 凸

ブロック崩しの後に続いたゲームが、いわゆる「インベーダーゲーム」。
これは日本のタイトー社のゲーム、『スペースインベーダー(1978年)』のことなのですが、
当時にはこのインベーダーをコピーしたゲームも多かったらしいです。

インベーダーは、「ビーム砲」で上部にいる「インベーダー達」を倒すゲーム。

要はブロック崩しのパドルがビーム砲、
ボールがビーム、
ブロックがインベーダーになったゲームですね。

インベーダーやギャラガ 88などのような一画面のシューティングゲームが、
「固定画面型シューティング」と呼ばれるようです。

インベーダーには「テーブル型の筐体(←ゲームセンターのゲーム機のこと)」に
白黒画面のものとカラーのものがあり、
アップライト型の筐体(立ってプレイするゲーム機)」もありました。


 山 山 山

スペースインベーダーの一年後に登場したナムコ社の固定画面型シューティングが、
有名な『ギャラクシアン(1979年)』です。

このゲームは敵がインベーダーではなく、「エイリアン」。
それはどうでもいいとして、ギャラクシアンでは敵(エイリアン)が飛んできて
攻撃をしかけてくるのです。

色がインベーダーのように単色ではなく、
各キャラクターに色が数色使われているのも特徴と言えるでしょう。


 △ △△

1981年に、ギャラクシアンの続編が登場しました。
それこそが、ギャラガ 88の原型に相当する『ギャラガ』なのです。
 
ギャラガは自機(ファイター)が合体出来たり、
ボーナスステージ(出てくるギャラガを全て倒すとボーナスが入る面)があったりと、
ギャラクシアンをもっとおもしろくしたシューティングだと言えますね。

タイトルのギャラガとは敵のギャラガ部隊のことで、
ギャラガ達はどう見ても虫です(笑)。

敵リーダーの「ボスギャラガ」の出す「トラクタービーム」に当たってわざと捕虜になり、
その後に捕虜ファイターを引き連れた飛行中のボスを倒すと合体。
「デュアルファイター(2機が横に連結)」になります。
これになると攻撃力が大幅に上がるため、難易度は前作のギャラクシアンよりも低いです。

……私は1990年代のゲームを散々プレイした後にギャラガをプレイしたので、
ボスがたった2発でやられてしまうことに違和感を感じました(焦)。


 + + +

1984年には「ギャ・シリーズ」3作目の『ギャプラス』が登場しました。
このゲームは、前作(ギャラガ)や前々作(ギャラクシアン)に比べれば有名ではありませんね。
スタート時の曲やステージ開始のサウンド、逆襲面の曲が印象的でしたが……。


 = = =

ギャラガ 88が登場する前には、ブロック崩しの完成形というべきゲーム、
タイトー社の『アルカノイド(1986年)』が登場していました。
これはブロック崩しにアイテムの要素を取り入れたものです。

ボールが3個に分裂するといった、
今思うとあんまり必要性の感じられないアイテムもありましたが、
パドルが横に伸びるアイテムは役立ちましたね。

・・・ここまで名前を挙げたゲームは、ギャラガ以外どれも難しい、と私は思っています。
アルカノイドも正直に言って難しいです。
ですが、透き通った感じの曲が良かった楽しいゲームでした。


 8 8 8

アルカノイドブロック崩しの最高傑作なら、

ギャラガ 88』は固定画面型シューティングの最高傑作だと断言出来るでしょう。


・・・ここまで長々と書いてきましたが、いよいよ次回はギャラガ 88のお話に入る予定です。
(2006年11月に書いたらしい文をアレンジしました)