こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

ミニ

もう、とっくに9月ですね。
ものすごく不安な状態で毎日を過ごしています。

本当はやらなければならないことがあるのに、放置。
全くと言ってもいいほど進んでいません。

どうもやる気が全然出ないのです・・・。

で、今回でブログ通算400回みたいです。
400回記念を何にしようか迷いましたが、あの名車にしました。

注:今回の更新に伴い、以前書いた1978年のBL車両のところを大幅に修正しました。
すみません。


『ミニ』
傑作と呼ぶにふさわしい、小さくて素敵な大衆車。

イギリスで特に有名な車、それは『ミニ』でしょう。
しかしながら、この車は歴史が複雑です。

当初、ミニ車はミニ・ブランドではなく、
BMC社の『オースティン セヴン』および『モーリス ミニ・マイナー』として
1950年代後半に登場しました。
それらが『オースティン ミニ』および『モーリス ミニ』になります。

途中、親会社がBL社に変わっていた影響を受け、
『オースティン』および『モーリス』というブランド名の下で売られていたミニが
ブランド名に「格上げ」されたのです。
それは1970年のこと。
この時に自動車ブランド名としての『ミニ』が誕生です。

BL社製のミニ車は、「BL ミニ」と呼ばれます。
ミニという名の車が独立した形なので、ミニ・ブランドの車はミニしかありません。

  ろ  ー  ば  ー  

ミニ・ブランドが誕生して以降、
ミニはミニ・ブランドの車として売られるのですが、
1990年代の日本では『ローバー ミニ』という、高級車『ローバー』のブランド名を
冠して売られていました。

また、日本ではミニは「ミニ・クーパー」として非常に有名ですが、
クーパーはミニのスポーツ版で、標準仕様の車ではありません。

日本ではローバー ミニの標準仕様が『ローバー ミニ・メイフィア』だったようですが、
イギリスではメイフィアの名がつく車両は高級仕様だったもよう。
もちろん、日本のミニ・メイフィアはローバー・ブランドだったので高級なのは間違いありません。
けれども日本では標準のイメージがやはり強いです。

ミニには他にも
『ローバー ミニ・ケンジントン』というメイフィアの上に位置する高級仕様、
それに様々な特別仕様車も存在しました。

  が  い  け  ん  

ミニは名前のごとく小さな車で、丸目のヘッドライトと六角形の横長グリルを持っています。
グリルの上のボンネット上には、初期は下が尖った縦長五角形のエンブレム、
後期は円形の左右に翼がついたようなエンブレムが入っていました。

グリルは年代やバリエーションなどによって異なりますが、
時にはオースティン時代やモーリス時代のものを黒塗りにしたようなものもありました。

ミニの中で多いグリルは、横の銀メッキ線がいくつも入るものです。
ミニは屋根が白く塗られているイメージが強いですが、そうでないミニもあります。

昔、『ミニ クラブマン』という顔つきがミニと全く異なる、より特徴のない仕様もありました。
ですが、これはあまり人気がありませんでした。

  で  ん  と  う

BMCミニ(モーリス/オースティン)、BLミニ、ローバー・ミニ。

普通のミニはかわいくて大人気で、
非常に長い期間、出た当初からほとんどデザインを変えずに作られました。

  M  I  N  I  

2000年代には、ミニはドイツの自動車メーカーBMW社の所有物となっています。
現在は外見をかつてのミニに似せている、「BMW ミニ」と呼ばれる
新型ミニ(すでに2代目)があり、かなり売れているようです。