こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

オト・ミクスト

ベルギー車。読み方はいつも通り自信がないです。

『オト・ミクスト』
混合動力のベルギー車。

1900年代に、『ピエペ』というベルギー車がありました。
この車のメインはガソリン電気自動車です。

ピエペ氏が設計したピエペ車のガソリン電気式は別メーカーのオト・ミクスト社に用いられ、
1900年代半ば頃に『オト・ミクスト』という車が登場します。
オト・ミクスト車は当初から乗用車、商用車ともにありました。

1910年代に入ると、
オト・ミクスト車の乗用車はアメリカのナイト式エンジンをも搭載します。
ナイト式エンジンとは、当時としては静寂かつ強力な、高級車向けのエンジンでした。

その高級エンジン搭載戦略もあまりうまくいかなかったようで、
1910年代前半にオト・ミクスト車は生産中止になりました。
ちょうどその頃、ピエペ車も市場から去っていました。


参考資料:『ザ・イラストレイテッド・エンサイクロペディア・オブ・
トラックス・アンド・バスィズ』等