こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

MGでっしょ、でっしょ!

イメージ 1

3月21日(土)に、最終型で後期の『ニッサン サファリ』の黒を見ました。
近年の車では特にめずらしい車ですが、
その後すぐにもっとめずらしい車を見てしまったのです。

まず後ろ姿を見ると、白と赤のはっきりとしたリアコンビランプ、
それに鮮やかなブルー・メタリックのボディで分かりました。

一応顔つきを見て、確信。

目撃したのは、確か輸入されてなかったはずの素晴らしい車両、
『MG TF』でした!

震えてしまいそうになるぐらい、見れて嬉しかったです。

ここからは、MG車好きの私の長々とした話が続いちゃいます。

MG車と言えば、私が思うに、
素晴らしいデザインを持っていたのは1920年代の初期から
戦後しばらく経つまでの縦長MGグリルを持つ時代と、
末期の2000年代の
二つの時代です。

1950~60年代のMGは私ももちろん好きですが、
それらはMGというよりも、
当時の古きよきイギリス車のスタイリングを持つ車達という印象が強いです。

1980年代のオースティンのメトロ、マエストロ、モンテゴをベースとした
四角い箱形MGもかっこいいものの、
あれはオースティン版のグリルを変えてMGエンブレムをつけただけで、
デザインとしても、そのブランドらしさとしても、オースティンのほうが上です。

1990年代のMGのFは、
1950~60年代のMGらしさがよく出たスタイリングでした。

2000年代のTF(2代目)はFのマイナーチェンジ版なのに、
一気にスタイリングが先進的になり、驚くほどかっこよくなりました。
同時代の他のMGも同様で、それらはかつてのMGとはかけ離れたものになってはいました。

ですが、
そんな状態をねじ伏せるほどに素晴らしすぎるデザインでした。

TFやZTなど、末期MGのスタイリングに関しては、
同時代の他車と比べでも明らかに優れており、最高のものに思えます。

しかしながら、MGローバー社は2005年に消えました。

MGにローバー、オースティン、モーリス・・・。
全時代を通して比較すれば、日本のどの自動車メーカーよりも
はるかに上回る存在だったのにもかかわらず、消え去ったのです。

アメリカや日本の自動車メーカーの業績が不振でまずい状況ですが、
かのMGローバー社が消滅するような現代社会では、
そんな状況に陥っているのも、まあ驚くに値しないのではないかと思います(注:独断)。

さて、ここからは上のイラストについて。

イラストは、
恐らく『マツダ AZオフロード』の販売台数よりも少ないと思われる、
このブログを定期的に見て下さる方々に捧げます。

最新MG目撃記念に勢いで描きました(注:3月当時)。

一応MGと萌えをイメージして描き描きした、MG擬人化イラスト。
あいかわらず下手ですみません。

・・・ちなみに今回のブログのタイトルは、
アニメの「ハルヒ」のオープニングテーマの歌詞から取りました。
エンディングテーマ(のダンス)のほうがオープニングより人気があるようですが、
私はオープニングのほうが歌的に好きです。