イギリス車ブランドは久し振りです。
ペリーと言うと、黒船に乗ってやってきた提督が歴史的に有名ですね。
Ｐｅｒｒｙ
『ペリー』
地味なライトカーながらも、のちに遺産は引き継がれた。
１９１０年代半ば前後に、『ペリー』というペリー社のライトカーが存在しました。
ごく普通の屋根がない地味な車で、上部が丸みを帯びた縦長のメッキ・グリルを持っていました。
ペリー車としては、最後に１１．９馬力型が登場します。
これがビーン社によるペリー社の買収により、『ビーン』と名を変え、
より丸みを帯びたグリルを装着して新登場するのでした。
ペリー車はそこで消えたわけですが、
ビーン車が１９２０年代では比較的名のある銘柄となれたのも、
改良される前のペリー車があったからこそでしょう。
参考資料『ザ・コンプリート・エンサイクロペディア・オブ・モーターカーズ』
