リムジンシート。
１９９０年代に、『日産 ルネッサ』という車がありました。
この車は電気自動車として作られるのを想定していて、
車内床下には電気ユニットを入れるための空間があるとか。
そのため、四駆並に床が高く、車高が高い割に室内の高さが狭い車となっていました。
電気式は『日産 ルネッサＥＶ』として登場しましたが、ごく少数の生産で終わったと思われます。
ルネッサはその特殊性から、ＳＵＶっぽいというかミニバンっぽいというか、
そんな個性的かつ不思議な形になっています。
ただ、見た目は『日産 ジューク』のように奇抜というわけでもなく、普通。
同時期の『日産 アベニール』に雰囲気が似ています。
ルネッサは重厚さを持ちながらも若干スポーティ寄りで、それなりにかっこよさはありますね。
しかしながら、一代で終わった変な車ということで、最近はほとんど見なくなりました。
現在、電気自動車がブームです。
ルネッサに現代のバッテリーをのせれば『日産 リーフ』以上に
積め込めるような気がするのですが、実際はどうなのか知りたくなります。
