こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

大衆車eKワゴン&オッティ

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今回の画像は、各種カタログと古い車の資料から集めて作成。左上の写真だけ、反転しています。

左上から、時計回りに『日産 オッティ』現行型、イギリスの大衆車『オースティン セヴン』、
『三菱 eKワゴン』現行型、eKワゴン現行の後ろ姿です。

写真のセヴンは1920年代に登場した車で、「大きな車の縮小版」として当時大ヒットしました。
当初は幌だったセヴンも、写真のような屋根つきのタイプが20年代後半ぐらいから出現。
その頃は、完全な屋根がついた車がけっこう出回り始めていたのでした。
当時は屋根なし車のほうが多数を占めていましたが、
現在では全く逆になっているのは、言うまでもありません。

セヴンの細い印象やほとんど直角のフロントウィンドウなど、
デザイン面で比較してみると、セヴンとeKワゴン&オッティは、全く雰囲気は違います。
ですが、若干の共通点は感じますね。

eKワゴン&オッティは、ウィング(日本で言うフェンダー)がしっかりと出ていますし、
ヘッドライトも内側は丸っぽい。
グリルでしか見分けられないほど、グリルがデザイン上、特に重要なものとなっている点や、
複雑なラインがほとんどない点もセヴンと同じですね。

セヴンもeKワゴンもオッティも、性能自体は低く、
トコトコ走るイメージがあるところも気に入っています。

「基本設計が古い」と常に言われてしまうeKワゴンとオッティですが、
普通に問題なく走れる車です。そのため低評価など、気にすることはありません。
セヴンが出た頃には、遅いどころかまともに走ることが出来ない品質の小型車が
あふれていたのですから。

それにデザインも、見る人によればですが、eKワゴンとオッティは最高傑作です。
フロントバンパーの形状がこの車を平坦かつ分厚く見せているのが難点ではありますが、
そこ以外の魅力がじゅうぶん以上に補っています。

後ろ姿は形が非常に整っているため、とても立派に見えますし、
四角いながらもあたたかみのある全体像はとても素敵です。

ボディカラーもカラフルで、エクステリアで車を選ぶならeKワゴン&オッティしかないでしょう。

大多数が支持する名車ではないでしょうが、良質の大衆車と呼べる車だとは思います。