屋根のある車のほうが多くなりつつあった1930年代の車達を何十台も見ていて、気づきました。
現代の車のほとんどは、左右のドア4枚のドア・ハンドルは、後ろ側についています。
(車体左側→)| -∥ -| 1.現代の標準
しかし、1390年代の車では、それは少数派。
前部ドアも後部ドアも前側についている、つまり現代と逆になっているほうが多かったのです。
(車体左側→)|- ∥- | 2.現代とは逆
他にも、前部ドアは後部、後部ドアは前部という観音開き、
(車体左側→)| -∥- | 3.観音開き
前部ドアは前部、後部ドアは後部という横から見て両端が開く式もそこそこ存在したようです。
(車体左側→)|- ∥ -| 4.両端開き
前部ドアも後部ドアも前側についている形が30年代に最も多かった理由は分かりませんが、
後部ドアは現代の車のように後ろについていると、
大きく張り出したリア・フェンダーが邪魔だから前側につけていた、のかもしれません。