旧型『日産 ウイングロード』は、後期になるとすごかったです。
非常にかっこいい顔がつけられ、販売的にも大成功。
しかし、現行になると・・・。
L字のヘッドライトを特徴とした現行は、旧型後期のデザインを継承しているとは思います。
ただ、スタイリッシュな印象は弱まってしまいましたね。
標準系グレードとエアロ系グレードの違いは、次のような感じ。
【標準系】
黒塗りグリル 横長開口部を持つフロントバンパー 下部が黒塗りになったリアバンパー
【エアロ系】
日産エンブレムを協調するV字型グリル 三分割開口部のフロントバンパー
サイド下部のエアロパーツ 下部の左右に黒く細い線が入るリアバンパー
顔はそれなりにかっこいいですが、ちょっと飾り気がないです。
標準形の白は、商用バン『日産 エキスパート』と見間違えるほど。
サイドの特徴は、リアタイヤの上辺りの屋根がちょっと凹んでいる点。
個性的ですが、あまり意味がない気がします。
真横を見ると、軽快さは感じられません。
後ろ姿は、どっしりした印象。安定感があり、好ましいです。
後ろからの見た目が、最も魅力的だと思います。
・・・一時期何車種もあった日産のステーションワゴンも、
現在ではウイングロードだけになってしまいました。
今回は日産お得意の大幅マイナーチェンジもなさそうで、このまま消滅してしまいそうです。
旧型のほうが魅力的とは言え、現行もそこそこは良いので、売れていない現状が寂しいです。