天空の城ラピュタに登場した、ムスカ大佐のありがたい言葉より。
「ひざまづけ。命乞いをしろ。小僧から石を取り戻せ」
『マツダ ラピュタ』は、『スズキ Kei』をベースとした軽自動車です。
元が良いため、このラピュタのデザインも良く、
特にマツダの五角形グリルを装着した後期モデルが魅力的です。
ケイより先に消滅したので、特に命乞い(延命処置)はなかったのでしょうね。
「見ろ、人がゴミのようだ!」
デザイン的には良くても、やはり軽をメインに取り扱うメーカーの製品ではないため、
あんまり売れませんでした。
よって、『マツダ プロシード・レバンテ』のごとく、目撃することは稀なのです。
ゴミのように思えるほど、何百台も連なって走っているシーンは非現実的でしょう。
「言葉を慎みたまえ、君はラピュタ王の前にいるのだ」
マツダのグリルをつけるだけで、しっかりとマツダ車っぽく見えるから、
車のデザインというものは面白いのですよね。
真ん前から見ると、数秒間は言葉を慎むほど、魅了されそうです。あんまり見かけない希少車なので。
「ラピュタは滅びぬ、何度でも蘇るさ」
2011年1月17日現在、マツダのほうは全く蘇りそうもありません。
「目がぁ、目がぁ~!!」
前期の目(ヘッドライト)は後期と違います。