こまかい後悔日記

主に車、WoT、アニメなどのことを書くブログです。

ミラ・イースがすごい

2011年9月に、『ダイハツ ミラ・イース』という軽自動車が登場しました。
ガソリン・エンジン車にもかかわらず、燃費がリッター30キロなのです。

この車は、モーターショーで以前に発表されていたコンセプトカー、
ダイハツ イース』の市販版ですが、イースの名はミラのサブネームとなりました。
イースと言えば、某有名RPGがありますね。
それはいいとして、イースは3ドアだったのに対し、ミラ・イースは5ドアになっています。
デザインは大幅に変更され、面影はまるでありません。
個人的にイースのグリルレスが好きではなかったので、その点は良かったです。
でも、リアはイースのほうが良かったかも・・・。

ダイハツ社はこの車に期待をかけているようで、CMがやたら放送されています。
ブルース・ウィリス氏が起用されていましたが、ウィリスというと、
どうしてもアメリカ車『ウィリス』を思い出してしまいますね。
あと、専用のエンブレムをフロントにつけているのも、気合が入っています。
最近では車種の専用エンブレムって、見なくなりました。

さて、ミラ・イースのデザインは、最近のダイハツ車の中では特に秀逸です。
旧型フィットに似たヘッドライトを持つ顔つきは素晴らしく、
横の見た目もけっこう上手く処理しています。
テールランプがやけに小さいリア周りだけはバランスが悪く、褒めれないのが残念。
ですが、全体的な評価は、デザインに雑な印象のある『ダイハツ ミラ』なんかは
比べものにならないほど優れています。

性能面でも、ミラよりもすごいです。もう普通のミラは要らないんじゃないかと思えるぐらいに。
まず、一番下のグレードでもブレーキがABS、テールランプがLED、リッター30キロを維持、
ミッションはCVT、それにアイドリングストップ機能も装備。
廉価版でここまでやって約80万はすごい低価格です。
しかも3ドアよりコストがかかる5ドアですし。

ただ、廉価版では外装に難あり。ドアミラーとドアハンドルは黒で、
フルホイールカバーもつかない商用バンみたいな仕様。
貨物車登録ではないのに、これはちょっと悲しい。
グリルは黒ではなくボディ同色ですが、そのボディの色は、白しか選べないのです。
もしかしたら、バン仕様を追加した場合、
グリルは差別のために黒塗りにするのかも・・・とか深読みしています。
グリルが黒でも、専用エンブレムがあるので良い感じになると思うのですけどね・・・。

廉価版以外では、薄い青やピンクなどのボディカラーが選べます。
外装もグレードが上がるにつれて、
フルホイールカバー&シルバー塗装のドアハンドル&ボディ同色ドアミラー、
メッキグリル&ウィンカーつきドアミラーとなっていきます。
ウィンカーつきドアミラーは、つけなければもっとコストダウン出来た気が・・・。
それと、メッキグリルを装着する最上級グレードは、
ディーラーオプションでブラックメッキグリルにすることが出来るようです。

ミラ・イースは今の時代に合っていて、なおかつデザインが良いので、
出る前から売れると思っていました。
しかしながら、このブログ的には売れる車よりも、売れてないけど実はすごく良い面がある車、
『三菱 eKワゴン』や『日産 オッティ』のほうを推したいです。
こっちはリアのデザインも良いですしね。

・・・かなり文章が長くなってしまいました。